終活や老後のことについてご相談を受ける中で、いちばん多く聞く言葉です。
でも、これは決して特別なことではありません。
実は、終活について「全体像が分かっている」「順番が分かっている」という方のほうが少なく、分からないと感じている方が9割以上と言ってもいいほどです。
終活は、やることが一つではありません。
お墓のこと、相続のこと、住まいのこと、介護のこと、家族への想い…。
それぞれが別の分野で、専門家も違い、情報もバラバラです。
「分からない」と感じるのは、ごく自然なことなのです。
ただ、いちばんしんどくなりやすいのは、
分からないまま、誰にも相談できず、そのまま放置してしまうことです。
頭の中では
「そろそろ考えないといけない」
「子どもに迷惑をかけたくない」
そう思っているのに、何も進んでいない状態が続くと、気持ちだけが重くなっていきます。
そして、元気なうちは後回しにしがちですが、いざ何か起きた時に、慌てて判断しなければならなくなることも少なくありません。
そこで大切になるのが、
「全部を決める人」ではなく、
「一緒に整理する役」の存在です。
終活は、いきなり答えを出す必要はありません。
まずは
・今、何が気になっているのか
・何が分からなくて止まっているのか
・急ぐことと、急がなくていいことは何か
こうしたことを一つずつ言葉にして、整理していくだけでも、気持ちはずいぶん楽になります。
整理する役がいることで、
「今はこれだけ考えればいいんですね」
「これはまだ先で大丈夫なんですね」
と、見通しが立ちます。
それだけで、不安は必要以上に膨らまなくなります。
一般社団法人 終活支援協議会むすびとでは、
「何から始めたらいいか分からない」という段階からのご相談を大切にしています。
具体的な手続きの前に、
まずはお話を伺い、状況やお気持ちを整理するところから一緒に進めていきます。
無理に何かを決める必要はありませんし、今すぐ結論を出さなくても大丈夫です。
分からないと感じている今こそ、スタート地点です。
一人で抱え込まず、整理するところから始めてみませんか。




