
11月15日、志摩市の栖雲寺で終活セミナーを行いました。今回も30名ほどの地域のみなさんが参加され、会場はあたたかな空気に包まれていました。本来「看取り」のお話を予定していた吉村さんが体調不良で欠席となり、急きょ河合さんが1部・2部とも担当。「相続」と「介護」という、誰にとっても身近で気になるテーマについて、ゆっくり耳を傾ける時間となりました。
急な変更にもかかわらず、河合さんは落ち着いた口調で「相続の流れ」「家族が困りやすい場面」「生前に話し合っておくと楽になること」などを丁寧に説明しました。
相続というと専門的で難しそうに感じられますが、今回は、
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誰が相続人になるか
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どんな書類が必要か
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何を準備しておくと家族が迷わないか
といった“最初に知っておきたい部分”に絞った内容で、参加者のみなさんもメモを取りながら真剣に聞いておられました。
なお、相続の手続きは個々の事情で大きく変わるため、具体的な判断が必要な場合は、税理士や専門家に確認することが大切です。
急な内容変更があったにもかかわらず、河合さんの安定したお話と、参加者のみなさんの温かな姿勢で、落ち着いた学びの時間になりました。「少しだけ知っておく」だけでも、いざという時の心の負担は和らぎます。今回のセミナーが、その一歩になれば幸いです。




